「スマホ脳」って本はどんなことが書かれているの?スマホをいじるのってそんなに悪いことですか?


みなさんこんにちは!そうた(@soooota3110)です。
今回はこちらの疑問を解決していきます!
今回は、「スマホ脳」という本について要約しながら、スマホの悪影響を紹介します。
このブログは、「スマホやSNSを見る時間を減らしてもっと大事なことに時間を使おうぜ!」的なことがメッセージだったりするので、今回紹介する本はかなりドンピシャな内容でした。
- スマホのせいで時間を無駄にしている
- スマホを見ていると心が疲れる
- SNSを見ていると他人に嫉妬してしまう

この記事を読んでいるあなたがこのような悩みを持っているのであれば、今回の記事は参考になると思います。
それではさっそく解説していきます!
Contents
スマホのなにがいけないのか?
まずは、「スマホのなにが悪いのか」について説明します。
それは、ぼくたちの時間を奪ってしまうことです。
この本によると、現在、大人は1日に4時間、10代の若者なら4~5時間をスマホに費やしているそうです。
また、
私たちは1日に2600回以上スマホを触り、平均して10分に一度スマホを手にとっている
とのこと。
人によっては、寝る時間以外のすべてをスマホに費やしている人もいると思います。
そう考えると恐ろしいですよね。
ですがここで問題なのは、「時間を奪われる」ということよりも、時間を奪われるせいで運動不足、睡眠不足などになってしまうことにあります。
その結果、ストレスやうつ病に繋がってしまうことが問題なんですね。
これこそがスマホによる悪影響です。
思い当たる節がありますわ・・・

それでは、ここからは
- 睡眠不足
- 他者とのつながり不足
- 運動不足
この3つの悪影響をもう少し詳しく解説します。
睡眠不足
わざわざ言わなくもわかると思いますが、スマホをいじっていると睡眠不足につながります。
この主な原因は、ブルーライトです。
スマホから出るブルーライトは、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を下げる働きがあるので、夜にスマホをいじっていると寝不足になってしまうんですよね。
600人近くを観察した研究によると、スマホなどのスクリーンを見ている時間が長い人ほど、よく眠れなくなる。特に、夜遅くにスマホを使うと影響が大きかった。眠れなくなるだけでなく、眠りの質も落ちる。そして当然、翌日に疲れている可能性も高まる
とのこと。
また、15~24歳で睡眠障害の診断を受けた若者の数は2007年から5倍に増えているらしいです。
ちなみにこの数字は、iPhoneが一般の人に普及した2011年にめちゃくちゃ増えたとのこと。
また、眠れなくなるのはブルーライトだけのせいではなく、SNSを見て他人と比べてしまうストレスや、通知などによるドーパミンで脳が興奮することも原因らしいです。

やっぱり寝る前のスマホはなくすべきですね。
この本によると、寝る前にはスマホの画面を暗くして、目から最低36センチ離せば、メラトニン合成はそれほど妨げられないとのことです。
どうしてもスマホをいじらないといけないような時は、これを意識するようにしてみましょう。
他者とのつながり不足
スマホはいつでも誰とでも繋がれるのが魅力ですが、実はスマホのせいで孤独になってしまう可能性もあります。
2000人近くのアメリカ人を調査したところ、SNSを熱心に利用している人たちのほうが孤独を感じていることがわかったそうです。
また、
5000人以上を対象にした実験では、本当の人間関係に時間を使うほど、つまり「現実に」人と会う人ほど幸福感が増していた。一方で、Facebookに時間を使うほど幸福感が減っていた。
とのことです。
これを見ると、SNSに時間を使っている人のほうが孤独感を感じやすいみたいですね。
確かに、SNSで友達の近況などを知ってしまうと、わざわざ連絡をしたり会ったりする頻度が減ってしまいますよね。
それが孤独感につながってしまうんじゃないかと思います。
また、SNSで友達の幸せそうな写真などを見て、自分と比較したりすることで孤独感を感じてしまう可能性もあるともいっています。
これも当てはまる人は多そうですね。
もしSNSをやっていて孤独感を感じるようであれば、なるべく利用を控えて、現実で友達と遊んだり会話をするようにしてみてください!
運動不足
この本によると、スマホの普及によって運動をする時間も減ってしまったとのこと。
スマホがあれば誰とでもつながれますし、ネットを開けば無限にコンテンツが溢れているので、なんとなく行動力は減りそうな気はしますよね。
この本によると、
今でも狩猟採集民として原始的な農耕社会に暮らす部族を調査すると、私たちの祖先は毎日1万4000歩から1万8000歩、歩いていたと思われる。今の私たちは1日5000歩にも満たない。そしてその数字は10年ごとに減っている。スウェーデン人の平均的な体力は90年代から11%下がり、現在は大人の半数近くが、健康に害が及ぶほど身体のコンディションが悪い。特に悪いのは若い人たちだ。
とのことです。
また、14歳の運動量は2000年に比べると女子で24%、男子で30%減っているらしく、筆者は「人類史上、これほど休息に減少したことはなかったはずだ」といっています。
運動不足になれば、不安症やうつ病になってしまうので、これはかなり深刻な問題ですよね。
「最近運動不足だなぁ」と感じているのであれば、それはスマホのせいかもしれません。
運動には計り知れないメリットがあるので、ぜひ運動不足な人は体を動かしてみてください!
デジタル時代のアドバイス
ということで、「スマホの悪影響」についてまとめました。
とはいえ、これを見ただけでは「じゃあなにをすればええねん!」という人も多いと思います。
なので、この本の最後にまとめられている「デジタル時代のアドバイス」の中から、ぼくが実践していることをいくつか紹介します!
「スマホを見る時間を減らしたい!」という人は、ぜひ参考にしてください。
目覚まし時計と腕時計を買おう
スマホでなくてもいい機能は、スマホを使わないようにするのが理想です。
特に、目覚まし時計は絶対に買ったほういいです。
スマホを目覚まし時計にすると、起きた瞬間からデジタルの世界につかってしまいますし、二度寝や寝坊につながってしまいます。
ぼくはスマホを目覚まし時計にするのをやめたおかげで、朝に一発で起きれるようになりました。
こちらの記事に具体的に紹介しているので、よかったら見てください!
≫【確実にできる】朝のスマホをやめる3つの方法を解説。朝を大事にしよう!
スマホを寝室に置かない
夜のスマホをやめる方法として、寝室にスマホを置かないことをアドバイスしています。
ぼくは、この本を読む前からこの方法を実践しているんですが、これは本当におすすめです。
ぼくの場合、寝る1〜2時間前になったら、スマホの電源を切ってリビングに置くようにしています。

これをやってから寝付きまでのスピードがめちゃくちゃ早くなったんですよね。
この方法であれば夜にブルーライトを浴びることもないので、睡眠の質も高まります。
こちらに詳しくまとめた記事があるので、よろしければご覧になってください!
≫【誰でも確実にできる】寝る前のスマホやめるたった1つの方法はこれ
SNSの利用方法
SNSの利用方法として、
- 積極的に交流したい人だけをフォローする
- SNSは交流の道具と考える
- スマホからSNSはアンインストールして、パソコンだけで使う
といったアドバイスが書かれています。
SNSも心の不調をきたす原因の一つなので、なるべく使わないほうがいいですね。
ぼくは元々メンタルが弱めの人間だったんですが、プライベートのSNSをすべてやめてからめちゃくちゃメンタルが安定するようになりました。
他人と比べる機会も減ったので、人生の満足感もかなり上がりました。

SNSをやっていて「辛い」と感じることが多い人は、SNSをやめてみるといいですよ!
こちらにSNSをやめる方法を詳しくまとめた記事があるので、よろしければ合わせてご覧になってください!
≫【SNSがやめられない人へ】SNSをやめる方法をレベル別に紹介!
スマホの表示をモノクロに
実は、ぼくたちが必要以上にスマホを見てしまう原因のひとつに、カラフルな色が脳を刺激するっていうのがあったりするんですよ。
なので、スマホの表示をモノクロにするだけでも、スマホを見たい欲は下がります。
ぼくは常にこんな感じでスマホを使っています。
こちらにスマホの表示をモノクロににする方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください!
1度設定すれば1秒でカラーからモノクロにできるようになります!
≫iPhoneでグレイスケールにする方法を画像付きで解説!【簡単】
最後に:スマホをいじる時間を減らそう!
ということで今回は「スマホ脳」を参考にして、スマホの悪影響について解説しました。
スマホがぼくたちの生活を便利にしたことは間違いありませんが、同時に多くの人の時間を奪っているのも事実です。
ぜひ「スマホ脳」を読んで、スマホの悪影響を把握し、コントロールする側に回れるようになりましょう!
また、この本だけでなく「もっとたくさん読書をしたい!」と思った人は、ぜひ読書のサブスクを利用してみてください。
こちらの記事では、年間100冊以上本を読むぼくが利用している「読書のおすすめサブスク3選」を紹介しています。
サブスクを上手く活用してコスパ良く読書を楽しみましょう!
≫【無料あり】おすすめ読書サブスク・トップ3を紹介【2022年版】
ということで今回は以上です!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
ほなまた^^